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さて、いよいよリーグ最終決戦。最後まで持ちこたえたね。あれだけ大会前は酷評されて、3戦全敗なんて言われてきたけれど、選手達はそれを跳ね返すスピリットは残っていたのではないかと評価できると思う。テストマッチはテストマッチ。本番でどうであるかが大切だから。
ただ何度も言うけれど、日本には今の大会を勝ち抜くためのサッカーをするのではなくて、先の将来に残る、苦手な攻撃サッカーを世界屈指のチーム相手にやってのけること。 オランダ戦のように勿論引かざるを得なかったのは判るが、1失点してから攻撃に出るしかないと追い詰められてから多少攻撃ができたじゃない? しっかり守ればアフリカのチームのように集中を切らして失点するようなものではなく、ある程度守れるのが今大会で解った。 国民性が物凄く出るスポーツはサッカーが一番だと思って疑わないが、韓国や北朝鮮は攻撃的だった。北朝鮮はブラジル戦では善戦したけれど、ポルトガル戦では経験のなさが露呈してしまったと思う。66年大会以来出場していなかったのだから無理もない。W杯はそんなに甘くないというのは改めて感じさせられる試合だったよ。 何度も書くけれど、韓国は過去に多くの苦杯を舐めて来てる。厳しいグループに入り、ズタズタにされて来ている。しかし、過去もやはり攻撃をしかけていた日本のサッカーは低リスクでツマラナイサッカー。 要は受身なサッカー、ある意味頭の良いサッカーなのかもね。相手の様子を窺ったり、出方で攻める。戦法としては悪くない。しかし、そんなことを言っているのではなく、受身のサッカーは伝統的にやって来たのであるから、これが日本スタイルというなら、一生日本へのファンは海外には出来ないと思うが、本当の強さを求めるなら、やはり攻撃を仕掛けては撃たれ、また攻撃しの繰り返しで勇敢にならなくては感動など与えられない。蛇に睨まれたカエルだよ。 オランダ戦で一応攻撃を持っているということを見せたのだから、デンマークには徹底して攻撃して欲しいね。守ってカウンターは見飽きたよ。 攻撃してどれぐらい日本の選手が通用するのかを視るいい機会なのだ。 育成年代から「怒られ指導」で創造性が消えてしまっている日本の選手が攻撃的に挑戦した時にどれぐらい世界に通用するのか検証するいい機会で、それが今後の日本の育成に役に立って行くはずだ。 守ることは指示で守れるもの。しかし、攻撃は難しい。自分の意思がなくてはね。 野球はベンチの指示で動くスポーツだけれど、サッカーはいざ笛が鳴ったら自分の判断で動くもの。 ベンチのコーチの指示、ベンチ外から必要以上に親からの指示で動いている育成年代のスタイルがそのまま大きくなった時に、一つのことしかできなかったりして、弊害になってしまう危険性は既に起っている。 攻撃に関しては個々のセンスもしかりイメージ、意思が物凄く大切。「こうしろああしろ!!」では相手DFの裏を取ることはできない。 日本はこのW杯を機会に改めていかなくてはならないことは多くあると思う。 だから個人的にはあまり勝って欲しくない。 将来の日本を考えるなら、健闘したというところで終え、トーナメントはW杯の先輩のお隣韓国に任せて日本はそれに追い着き、追い越し、本当の意味で世界に戦える国になることだ。 この大会だけで言ってしまえば、世界のトップレベル、フランスは既に消えた。 日本はフランスを既に越えたのかい? トーナメント一回戦で早くも強豪同士が当るよね?どっちかが負けて日本が進出し一回戦勝てば日本が上なのかい?そうじゃないでしょう。 要は本質がこれからの日本の課題。本質を求めなくては本当の強さにはならない。 それを知るには十分過ぎるデータは既に出ていると思うよ。 何度も言うけれど、前半から攻撃に出ろ!!とにかくデンマークDFに食らいついて行くのだ。
by cojb_column
| 2010-06-24 12:19
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