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静岡県沼津でU−12の国際交流サッカー大会の初日を視察しにいきました。
この大会は三日間開催され、静岡県全域の地区選抜、 海外招待チーム、ブラジルはサンパウロFC、オランダはフェイノールト、アフリカからセネガル、韓国、中国、ロシア、中国、ドイツなどのチームが2グループに分けて、25分ハーフで1日2試合行われる形式。 グランドは2コートでゴールのサイズ共に大人のサイズ。綺麗な芝生の上でのびのびプレーしていた。 率直な感想は、少年達には少々大きいグランドで小さい体に異様にグランドが大きく見えたが、プレーはそうでなかった。 今年の全国少年サッカー大会の試合よりも日本人同士の試合でさえ静岡各地の選抜チームの方が明らかにレベルの高い試合をしていた。 勿論、単独チームの全国大会より、選抜の方がいい選手が集まってくるように思うが、二つの大会を視察して感じたことは、全国大会は選手個人的にはあまり見るべきものがなかったけど、チーム力の勝ち負けを問うと、頑張ってここまで勝ちあがって来たことに敬意を持ちたい気持ち、国際交流サッカーは、個人的に魅力のある選手が目に付いたという違いがあった。それは、外国チームの選手だけでなく、日本人選手にもいた。 まずパスが中盤で回るために、ヴォランチの仕事がこの大会にはあった。全国大会はボールを後方から空中に蹴ることが多くヴォランチの仕事ははっきり明確ではなかった。 日本人対日本人、サンパウロ対日本人、フェイノールト対日本人など見たいものが目白押しだ。 ブラジルサンパウロFC。センターバックの2人は 170cm近くも身長がある。かといえば、140cmに満たないチビッ子選手もいて、名門のトップチームが着ているユニホームの子供サイズが全身をすっぽりとかぶり、肌が見えなくなってしまうほどだ。 コーチングスタッフは全員顔見知りであった。監督の シウパは現在、下部組織のジュニアユースの監督だが、 昔は、静岡学園、Jリーグの横浜フリューゲルス時代に監督を指揮したこともあるプロ監督だ。 この年代(U−12)には46名所属していて、その中のほんの一部に過ぎない約15名。 日本の選手と何が違うか。大人のサッカーのマスコット版だということ。大人みたいなプレーをしているが、ミスの仕方などを見ると「やはり子供だな」と我に返らせる。しかし、一対一はまず抜きに掛かる、その抜き方は「まさしく」だった。憧れのトップチームの一流プロ達が見せる技術の真似をしているのだろう。 タックルされて転ぶ姿も、大人顔負けの転び方だった。 そして、一番今回、全国大会や、選抜の日本の子供達と 海外の子供達の違いを見たかったのは、腕の使い方だった。やっぱりだった。外国の選手達は誰一人、トラップの際に、脇を閉じてトラップしている選手はいなかった。だからこそ、簡単にボールを奪われることが日本人より少ない。これは明らかだった。 これを確認したかった。全国大会の子供達も脇が閉じたままでコントロールするために、良いテクニックはあってもボールを背後から奪われていたのだ。 なにしろボールを蹴るパワーが違う。 ゴールキックは平気でハーフェーラインを超えてしまう。チビッ子選手はテクニックとスピードを兼ね備えている。特徴がはっきりしている。しかし、サッカーの試合は皮肉なもの、サンパウロはさんざん相手ゴールを脅かしたが、GKの好セープに阻まれ、僅か1点しかはいらず、さらに攻め続けていたが、一回のアクシデントで 同点に追いつかれた。試合結果は1対1の引き分け。 試合後、監督のシウバに「サッカーに簡単はないよね」っと皮肉をいったらニャッとして「そうだよ」といっていた。 国際交流サッカーということもあり、試合を終えたチームも観客席で海外のトップチームの下部組織の試合を観戦できるという大きな利点があった。皆、釘付けになって観戦していた。同点に追いついた、静岡中部だったか?選抜は喜びを露にしていたが、個人差は明らかだった。 日本の子供達に何を伝えていくべきか、少しずつ理解できてきている。 この夏、色々視察させて貰い、この夏最後の仕上げに、 9/5からブラジルへ行って本場でまた勉強してきます。スクールの選手達、少しの間、一緒にサッカーできないけど、また戻ってきたらやりましょう。精々、足を磨いて置いてね。今野コーチに股の間にボールを通されないように!!。 COJBホーム/http://www.mundo-do-cojb.com #
by cojb_column
| 2004-08-28 20:04
| コラム
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